アイディア・レーン(idea Lane)とは

目次

はじめに

アイディア・レーン(idea Lane)は
頭の中を整理してスッキリや「次の行動」につなげる
ためのツールです。

使い方は簡単。
アタマの中にあるもやもやを自由に書き出して、あとで整理する
考えるプロたちが使う観点(フレームワーク)に沿って埋めていく
どちらの方法も自然に行えます。

メモアプリのように気軽に始められ、図解ツールのように見える化できるのがアイディア・レーンです。

idea Laneでカードを並べ、関係線で結び、全体を俯瞰するイメージ
アタマの中を書き出して、整理します

ブラウザ上のアプリなのでインストール不要。無料で使えます。
👉【アイディア・レーンを試してみる】

なぜこのソフトを作ったのかは、こちらのブログに書いています。興味のある方はご覧ください。

アイディアレーン 3つの特徴

  1. 気軽に書き始め、すばやく整理
    クリックやEnterでどんどん書き出せます。
    1行を1アイディアとして扱えるので、整理がはかどります。
    またあらかじめ思考整理の型を多数用意しており、あなたの課題解決を助けてくれます。
     
  2. まとめ方いろいろ
    ワンタッチで階層化したり、アイディア同士を線でつないだり、グループ化したり。
    ドラッグで位置を変えたり移動も簡単。
    行・列に自然に分けられるので比較や分類がはかどります。
     
  3. すぐ形にできます
    ズームや折りたたみで全体を確かめ、印刷やPDFで共有できます。
    配布したり提出物にそのまま使うことができます。

こんなときに役立ちます

  • なんとなくもやもやしているとき
    →まずは書きだしてみて、線で繋いだりまとめたりしましょう。簡単な図解でも意外と答えが見えてきます
     
  • アイデアや新規企画をまとめたいとき
    → SWOTや3Cなどテンプレートを使って検討を進めます
     
  • AIの回答を自分で整理したいとき
    →たとえばChatGPTの回答をクリップボードにコピーし、idea Laneにペースト。横に複数並べて比較したり、ドラッグ&ドロップしたり線を引いて自分流に加工することができます
     
  • 会議の論点を整理して合意を取りたいとき
    →論点・選択肢・判断基準を並べて関係を示します
     
  • 記事・レポートの構成を固めたいとき
    →章構成を階層化し、根拠とのつながりを確認します
     
  • 学びや読書メモを定着させたいとき
    →要点を書き出し、後からグループ化して要約します

idea Laneが役立つ場面はたくさんあるので、 idea Lane ユースケース集 にまとめています。

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テンプレートで素早く始める

アイディアレーンは汎用的なメモではなく、課題解決するための道具を目指しています。

「情報を整理する箱」にとどまらず、特定の目的(例えば、戦略立案やアイディア出しや問題分析)を達成するための「思考の型」を提供しているのがテンプレート機能になります。

有名なSWOT3CPDCAカスタマージャーニーAIDMAなどのテンプレートを用意しています。他にも自己理解を深める「ジョハリの窓」や7つの習慣の「時間管理マトリックス」など人気のフレームワークもワンタッチで呼び出し。
構造を一から設計せず、すぐに分析や整理に集中できます。

SWOTやPESTなどのテンプレートのサムネイルを並べたギャラリー
テンプレートを使うと、最初の一歩が速くなります。

これらのテンプレートは、特にビジネスパーソン学生コンサルタントマーケティング担当者など、分析的思考を頻繁に行うユーザーに有用です。

チームでの共同作業においても、共通のテンプレートを使用することで、認識の齟齬を減らし、議論の質を高める効果が期待できます。


他にも「メリット・デメリット表」「時間管理マトリックス(7つの習慣)」「3分整理法」など多数のテンプレートを用意しており
 
 “1人何役もこなす個人事業主・フリーランス”
 “仕事と家庭の両立に忙しい社会人”
 
など、複雑な環境での課題整理・問題解決に力を発揮します。

代表的なテンプレート(問題解決フレームワーク)の中身については、こちらで解説しています。
👉アイディアレーンの無料テンプレート

他ツールとの違い

考えを広げたり整理したりするツールは色々あります。

たとえばアウトライナーはテキストの階層整理に強みがあります。
マインドマップは発想の広がりや連想を可視化します。
idea Laneは、この二つの長所を同じキャンバスで扱います。

階層で整理をしながら、行列や接続線、中カッコで関係を見える化し、発散から収束までを切り替えずに進められます。

ツールタイプ典型的な利用シナリオ代表的なツール例
アイディアレーン日常のお悩み解決、企画立案、目標設定、問題解決、ブレインストーミング、長文構成の下書きidea Lane
アウトライナー長文構成、タスク管理、情報まとめ、日記、メモWorkflowy, Dynalist  
マインドマップツールブレインストーミング、アイデア発想、情報整理、会議での議論XMind, Miro, MindMeister  


考えを整理するとき、メモソフトではなくExcelやスプレッドシートを使ってしまうことがありませんか?

これらは非常に強力なツールですが、もともと表計算ソフトですからテキストは意外と扱いづらいものです。
たとえばセル同士の関係付けなどはやりづらいですし、階層化も不便です。

アイディアレーンはExcelのように「行列」「セル」が自然に扱えて、しかも数字ではなく考えを整理しやすいように設計しています。

階層を保ったまま移動したり、離れた項目をつなげたりすることも可能

主な機能リスト

カテゴリ機能説明
入力・編集アイディア入力1行1アイディアで素早く情報を入力し、整理が進みます。クリックまたはEnterやF2キーで編集できます。
構造化階層化/インデント親子関係を作ります。ツールバーのボタンまたはTab/Shift+Tabキーを押すだけで階層線を自動表示し、折りたたみと展開を切り替えられます。
構造化折りたたみクリックで階層を折りたたみ/展開できます。複数エリアにまたがるツリーも一度に開閉できます。
アウトライナーのように文全体を俯瞰したり、逆に詳細表示するなどが素早く行えます。
レイアウト縦横レーン/エリア行列を素早く作ります。
作成、挿入、削除、サイズ変更、縦結合、ヘッダー編集、ドラッグ移動に対応します。
関係表現リレーション接続線を引き、矢印や点線を選び、線にメモを付けられます。移動に追従します。
アイディアを選んだあと◯をドラッグするか、Ctrl+Enterキーで線を引く指示ができます。
リレーションは矢印の向きを指定したりコメントを入れることが可能です。
グループ化中カッコ同一エリアの連続する行をまとめ、要約やコメントを付けられます。ショートカットキーはCtrl + } です。1行に複数の中カッコは使えません。
表現書式太字、斜体、下線、取り消し線、文字色、リンク、チェックボックスを使えます。
表現サイズ調整レーンの幅を調整したり、アイディアの高さを調整します。
操作ショートカット作成、編集、書式、キャンバス操作の各種ショートカットを用意しています。
連携クリップボードテキスト、書式、URL、インデントを含んだ情報をアイディアとしてコピー&ペーストできます。
ワークフローテンプレートSWOT、3C、PDCA、カスタマージャーニー、AIDMAなどの問題解決フレームワークを用意しています。
保存・出力自動保存オンライン時にオートセーブが働きます。オフラインでは保存できません。
保存・出力印刷/PDFキャンバスをそのまま資料として配布できます。
管理キャンバス/フォルダ作成、開く、リネーム、削除、フォルダ整理を行えます。キャンバス一覧パネル呼び出しのショートカットキーはCtrl + ¥ です。
設定外観とUI画面色とツールバー位置を変更できます。

詳しい使い方はヘルプサイトをご覧ください。

活用シナリオ

アイディアレーンは汎用機能だけでなくフレームワークを備えることで、日常・ビジネス・専門性を要する分野のさまざまな思考整理のニーズに対応します。

  • 個人での思考整理: 日常のToDo管理、読書メモ、旅行計画、個人的な悩みや課題の言語化・整理といった、個人の思考を構造化する場面で有効です。  
     
  • ビジネスでの企画・分析: ブレインストーミング、新規事業アイディアの構想、SWOT/3C/PDCAなどのフレームワークを用いた分析、プレゼン資料の構成検討など、ビジネスにおける複雑な検討タスクを効率化します。
     
  • 学習・研究・創作: 概念の構造化、論文やレポートのアウトライン作成、学習内容の整理、作品の構成検討など、学術や創作活動で役立ちます。
     
  • チームでの共同作業(限定的): テンプレートを活用した共通認識の形成や、PDFエクスポート機能を通じてアイディアを共有する場面で活用できます 。  

まずは書き出してみましょう

idea Laneは無料で使い始められます。

最初は短いメモから試して、整理してみましょう。そして書いたものを見渡して整理したり、印刷やPDFで共有すると、物事が前に進みます。

お使いいただき、気付いた点があればフィードバックをお待ちしております。

👉【アイディア・レーンを無料で使ってみる】

Q&A

Q1. idea Lane(アイディア・レーン)はどんなツールですか?

A.
idea Lane(アイディア・レーン)は頭の中の考えを書き出し、マス目や関係線で素早く整理できる「考えの図解化ツール」です。
メモの気軽さと、マインドマップ/スプレッドシート/アウトライナーの構造化を一つのキャンバスで扱えるのが特徴です。
また豊富なフレームワーク&テンプレートで、思考整理・ロジカルシンキングを支援します。

Q2. 無料でどこまで使えますか?有料プランはどうなっていますか?

A.
無料プランでも、基本機能を全てお使いいただけます。(2025年11月時点)
無料プランは作成できるキャンバス数やアイディア数に上限がありますが、通常の利用シーンで十分に使える範囲です。

より多くのアイディアを整理したい場合や、キャンバスを無制限に使いたい場合は、有料もご利用いただけます。料金やキャンバス上限などの最新情報は「利用プラン」ページでご確認ください。

Q3. どの端末・ブラウザで使えますか?インストールは必要ですか?

A.
idea Laneはブラウザで動作するWebアプリケーションです。インストールは不要で、インターネットに接続できるPC(Windows / Mac / Chromebookなど)の主要なブラウザからご利用いただけます。

※スマートフォンやタブレットでも利用できますが、細かなレイアウト操作や文字入力を行う場合は、PC環境での利用を推奨しています。

Q4. どんな場面・用途で役立つツールですか?

A.
アイディア・レーンは、以下のような「考えを整理したい場面」で役立ちます。

  • やるべきことや、アタマの中でもやもやしていることを整理したいとき
  • 新規企画やアイデアをまとめるとき(SWOT・3Cなどのフレームワーク活用)
  • ChatGPTなどAIが出した回答を自分流に整理したいとき
  • 会議の論点や選択肢を整理し、合意形成したいとき
  • 記事・レポート・プレゼンの構成を組み立てたいとき
  • 読書メモ・学習内容・研究メモを構造化して定着させたいとき

アイディアレーンは関係性が表現しやすい図解メモとして、アイディアの発散・収束や、ロジカルシンキングの支援でお役に立てるよう開発・改善しています。

Q5. 操作は難しくありませんか?使いこなすコツはありますか?

A.
基本操作は「クリックして入力」「Enterで次のアイディア」「ドラッグで移動」とシンプルなので、まずは自由に書き出すだけで使い始められます。

慣れてきたら、次の機能を組み合わせると、一気に整理のスピードが上がります。

  • Tab / Shift+Tabで階層化(大枠と細部を整理)
  • レーンやエリアで「縦軸・横軸」を決めてマス目に分ける
  • 関係線や中カッコで「つながり」や「グループ」を見える化する
  • よく使うフレームワークはテンプレートから呼び出す

詳しい操作方法はヘルプサイトでも解説しています。

Q6. どのようなテンプレートが使えますか?

A.
idea Laneは、思考整理やビジネス分析に使える定番フレームワークのテンプレートを用意しています。

例:

など、これらの代表的なテンプレートは詳細解説とともに「無料テンプレート」記事からご覧いただけます。

さらにアプリ内ですぐ呼び出せる下記のようなテンプレートもあります。

  • メリット・デメリット表
  • エレベーターピッチ
  • 時間管理マトリックス(7つの習慣)
  • 3分整理法

様々な枠組みを最初から用意しているので、表を作ったり観点の洗い出しに時間をかけず、すぐにアイデア出しや整理・分析に集中できます。

Q7. チームでの共同作業には使えますか?

A.
idea Laneは、まず個人の思考整理に最適化されたツールですが、チームでの利用も想定しています。

リアルタイム同時編集のような本格的な共同編集機能は将来対応予定です。その代わりに、

  • 共通のテンプレートを使って検討の枠組みを共有する
  • 仕上げたキャンバスを印刷やPDFで共有し、会議・レビューに使う

といった形で、チームの「共通認識づくり」にご活用いただけます。

Q8. 商用利用やビジネス利用はできますか?

A.
可能です。idea Laneはビジネスの企画・分析・資料構成など、仕事での利用も想定したツールです。

企業ユースでのバルク契約・専用プランなどについてはお問い合わせください。

Q9. セミナー/教育(ワークショップ)/講演をお願いしたい

A.
できる限り応じたい所存です。ただしリソースが限られるため内容・条件は調整させていただくため、詳しくはお問い合わせください。

Q10. もっと詳しい使い方や活用例はどこで見られますか?

A.
より詳しい操作ガイドや活用アイデアは、以下でご紹介しています。

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