ロジカルシンキングを支援するエディタ「idea Lane」（アイディア・レーン） のバージョンアップを行いました。
今回の更新では、アイディア操作（コピー＆貼り付け・コンテキストメニュー・ドラッグ操作・自動調整）を中心に、テンプレート拡充やキャンバス／フォルダ管理まで、日常的に使ううえでの体験を大きく改善しています。
新規機能
✅ アイディアの選択モードを実装（まとめて操作）
アイディアの選択モードを実装しました。一括折りたたみはこの機能に統合しています。
複数のアイディアをまとめて扱えるため、作業が一気に進めやすくなりました。
✅ アイディアの数値モードを実装
アイディアの数値モードを実装しました。
HTMLから貼り付けるとき(OLタグ)の互換性もアップしています。
✅ キャンバス名メニューに「キャンバス情報」を追加
キャンバス名をタップして開くメニューに、「キャンバス情報」を追加しました。
日付情報などが参照できます。
✅ 画面が狭い時（スマホモード）の表示を改善
画面が狭い時（スマホ表示）でも操作しやすく観やすい形に改善しました。
外出先などでも使いやすくなりました。
ツールバーの右側が見切れており、スクロールが必要でした
拡大率を下に配置し、各ボタンも右上に集約してアプリチックに
✅ キャンバス一覧画面の改善（フォルダ・選択状態）
キャンバス一覧画面を改善しました。
- フォルダにアイコンを付けたり、キャンバスが選択されている状態をわかりやすくしました
- フォルダの上下がドラッグ＆ドロップで移動できるようになりました
- フォルダを選択中に上部の＋ボタンから「フォルダの新規作成」を行った場合、選択しているフォルダの一つ下に作るよう改善しました（従来は常に一番上に作成）
✅ OSに合わせたショートカット表示
ショートカットキーの表記が常にWindows基準（Ctrl + C）だったのを、Macの場合は（⌘C）となるように改善しました。
Macユーザーがショートカット表記で迷うことがなくなり、学習コストが下がりました。
✅ ダブルクリックでの自動サイズ調整に対応（アイディア／横レーン）
「ちょうどよい高さ」に合わせる操作を、ダブルクリックでできるようにしました。
手動リサイズの手間が減り、読みやすいレイアウトを保ちやすくなりました。
- アイディアの枠の下側をダブルクリックして、アイディアの高さを自動調整
- レーンヘッダー（横）の区切りをダブルクリックしたとき、自動で高さ調整
✅ コピー・複製操作の拡充
- アイディアをドラッグ中、Ctrlキー(Commandキー)を押したままドロップでコピーできる機能を実装しました。
（Ctrlキー無しの場合は移動します） - アイディアのコンテキストメニューに
「コピー」「貼り付け」「値のみ貼り付け」「書式のみ貼り付け」を追加しました - アイディアのツールバーに
「値のみ貼り付け」「書式のみコピー」を追加しました
✅ エリア内ヘッダーの作成・削除がより直感的に
エリア内ヘッダーを、作る／消すの両方で扱いやすくしました。
整理の“型”をその場で作って、不要になったらすぐ消す流れがスムーズになりました。
- アイディアをドラッグするとき、エリアの一番上付近にドロップするとエリア内ヘッダーを作れるように改善
- エリア内ヘッダーの削除操作を追加（ツールバー・Deleteキー）
テンプレート（フレームワーク）の改善と拡充
テンプレート（フレームワーク）を改善・拡充しました。
「そのまま実務で使える形」で始めやすくなります。
- 改善：PPM分析
- 新規：AISASモデル
- 新規：ジョハリの窓
快適性の向上と安定性の改善
今回のリリースでは、日々の利用の中でストレスになりやすいポイントを中心に、以下の改善を行いました。
- キャンバスの拡大率アイコンを変更してコンパクト化しました
- フォーカスしていないアイディアの長押しで、アイディアの選択をするという動作に対応しました。
- アイディアを右クリックしたときにコンテキストメニューを表示するように改善しました
- コンテキストメニュー内の右側の余白を調整しました
- テンプレートの検索時、アルファベットの大文字と小文字を区別せず検索するよう修正しました
- テンプレートで新規作成時、末尾に空のレーンが追加される事象を修正しました
- その他細かな不具合修正や挙動調整を行っています
ロジカルシンキング＆アイデア整理ツールへ
idea Laneは、単なるメモアプリではなく、「考えを整理し、関係性を可視化するためのツール」です。
- 書き散らしたメモを、レーンやエリアで構造化する
- アイディア同士のつながりをリレーションで表現する
- フレームワークテンプレートを使って、思考を深める
といった使い方を通じて、「頭の中のもやもや」を解決し、次の一歩につなげることを目指しています。
今後も、みなさまからのフィードバックをもとに進化を続けてまいります。
ご要望・バグ報告などがありましたらお気軽にお寄せください。
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